長野県木曽町の開田高原の自然の中に、日本の在来馬の木曽馬たちが飼育
されている施設が有ります。
写真は、馬小屋の裏の風景です。
後ろに見える山は、雪をかぶった御岳山です。
木曽馬は、ポニーのように小柄で優しい顔をしています。
昔からその家の女性達が世話をしてきたためか、性質も穏やかなのだそうです。
山道を移動するのにも適しているというX脚の後ろ足や、耳の感じも、私には可愛らしく見えました。
外来馬が入ってくる以前には、農作業、荷の運搬、武将達の戦の場で乗られたりして、人間の暮らしを支えてくれていましたが、今ではその頭数が激減してしまったとのこと。
その施設では、貴重な馬たちの保存のために、若いスタッフの皆さんが、一生懸命にお世話をしていらっしゃいました。
有料で馬に乗せてもらい、お散歩コースを廻ってくる事もできたので、私も、保存の為の寄付も兼ねて乗馬させて頂きました。
粗食で重労働に耐え、人を支えてきてくれた馬たちへの感謝と尊敬の気持ちを忘れないようにしなければと思った良い機会でした。
写真コメント
乗馬のお客さんを待っている お馬さん。
前の生徒さんのレッスンが終わり、次の生徒さんを待っている私とかぶります。