私は、一年のうちで11月から12月にかけての時期が一番好きです。

秋の紅葉がピークの頃には胸が踊りますが、更に、それが過ぎ去って徐々に冬に向かって行くさまは、感慨深いものがあります。

枝に残る葉の数が、日に日に少なくなっていく木や、遅がけに色づく木もあり、風景のカラーバランスや、造形美が日々変化し続けて、毎日がアートです。

スタジオの前のレイヤード久屋大通パークの北の端にある、外堀のもみじが赤く染まるのは、いつも他よりゆっくりですが、黄色とオレンジが主流だった中に、赤の差し色が入ってゆき、それが強くなるにしたがって、黄色や緑やオレンジが、それぞれの葉の形を印象に留めながら、段々と控えめになり、日ごとに様変わりして行きます。

スタジオへの通勤途中、信号が変わるまでの間、暫しその様を眺めるのが、この時期の私の楽しみです。

暑い夏に緑を燃やし、秋に染め上げた衣を脱ぎ捨てながら、静かに、ゆっくりと休眠へと向かってゆく木々の様を眺めていると、言いようもなく胸にこみ上げて来るものがあるは、きっと私だけでは無いのだと思います。

 

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